
Julia Takada
Julia Takada(ジュリア・タカダ)は、東京を拠点に活動するインディーポップシンガー/ソングライター。クリエイティブレーベルw.a.uに所属し、現在はフリーランスモデルとしても活動中。日本とアメリカ、ふたつの文化にルーツを持ち、その感性を活かした柔らかくも芯のある音楽で注目を集めている。
その歌声は、ポジティブなエネルギーと繊細さをあわせ持ち、耳にした人の心にそっと触れるような魅力がある。音楽活動を始めた当初から、彼女は未経験ながらもライブの場数を積み重ね、w.a.u主催のイベントやクラブイベントへの出演を通じて表現者としての在り方を磨いてきた。
2021年8月には1stシングル「Don't Know Who I Am」をリリース。アーティストとしてのデビュー作ながら、同楽曲は映画『最も無害で、あまりにも攻撃的』の挿入歌として起用され、作品はゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて「ゆうばりホープ」にも選定された。また同年、Z世代のリアルな声を届けるahamoのインタビュープロジェクト「dreamers」にも出演し、自身のルーツや価値観を語っている。
翌2022年には2ndシングル「BLANK」をリリース。透明感のあるサウンドに内省的なリリックを乗せた楽曲は、彼女のもうひとつの顔を映し出すように静かに広がりを見せた。
2023年には、初のEP作品となる「Manifest Girl」を発表。表題曲はSpotifyのグローバル公式プレイリスト「Girls On Fire」に長期にわたり選出され、国内外のリスナーのもとへ届けられた。ソロアーティストでありながらも、Julia Takadaの音楽は都市的で洗練されたプロダクションと、どこか個人的な語りの距離感を両立させている。
2025年3月12日には2枚目のEP「You & I」をリリース。アコースティックギターを軸にした温かみのあるサウンドと、変化していく感情を丁寧に描くボーカルワークが印象的なこの作品は、Spotify公式プレイリスト「Edge!」のカバーにも選ばれるなど、アーティストとしての存在感をさらに際立たせた。
これまでにSpotifyの「Borderless」「ORG.」「Girls On Fire」「Woman's Voice」「Edge!」、Apple Musicの「最新ソング:J-ロック」「最新ソング:オルタナティブ」など、複数の公式プレイリストに選出されており、その音楽性は着実に広がりを見せている。
Julia Takadaは、ジャンルや国境を越えて、"個"の感情を丁寧にすくいあげるようなポップスを鳴らし続ける存在だ。アートとポップの間を自由に行き来しながら、聴き手の心にそっと火を灯す──そんな次代のシンガーソングライターとして、いま大きな注目を集めている。